UTAGEの会員サイトとは?講座販売の作り方と全体像を解説

UTAGEの会員サイト作成

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「動画講座を売りたいけれど、受講生だけが見られる会員サイトをどう作ればいいのか分からない」「決済とログイン発行を別々のツールでつなぐのが面倒」——オンライン講座やコンテンツ販売を始めるとき、多くの方がこの“仕組みづくり”でつまずきます。UTAGE(ウタゲ)の会員サイト機能は、コースやレッスンの管理から動画配信、決済と連動した自動開放までを1つにまとめられるのが特徴です。

この記事では、マーケティング支援を本業とし、自社でもクライアント支援でもUTAGEを実際に運用している立場から、会員サイトでできること・具体的な作り方・決済と組み合わせた講座販売の全体像を、公式マニュアルの仕様に沿って整理します。あわせて「UTAGEでは物足りないケース」も正直にお伝えするので、導入して後悔しないための判断材料として使ってください。

  • UTAGEの会員サイトでできること(コース・レッスン構造/動画配信/視聴制限/バンドルコース)
  • 会員サイトを作る5つのステップ
  • 決済と組み合わせた講座販売の全体像
  • UTAGEでは向かないケースと、他ツールが合う場面
目次

UTAGEの会員サイトとは?できること4つ

UTAGEの会員サイトとは、購入者や登録者だけがログインして閲覧できる、動画講座・コンテンツ提供のための専用スペースです。まずは、この機能で具体的に何ができるのかを4点に整理します。

  1. サイト・コース・レッスンの3階層でコンテンツを整理できる
  2. 動画・PDF・テキストを1つの管理画面で配信できる
  3. レッスンの公開タイミングを制御できる(視聴制限・段階公開)
  4. バンドルコースでコースをまとめて開放できる

それぞれ順に見ていきましょう。

①サイト・コース・レッスンの3階層でコンテンツを整理できる

UTAGEの会員サイトは、公式マニュアル上で「サイト」>「コース」>「レッスン」という3階層の構造になっています。1つのサイトの中に複数のコースを作り、各コースの中に複数のレッスンを追加していくイメージです。

たとえば「動画講座の会員サイト」というサイトを1つ用意し、その中に「初級コース」「中級コース」というコースを置き、各コースに「第1回」「第2回」といったレッスンをぶら下げる、という組み立て方です。講座(コース)と各回のカリキュラム(レッスン)が階層で整理されるため、コンテンツが増えても受講生が迷いにくいのが利点です。レッスン数に上限はなく、ドラッグ&ドロップで並び順を後から変えることもできます。

②動画・PDF・テキストを1つの管理画面で配信できる

各レッスンには、動画・テキスト・画像・PDFといった教材コンテンツを登録できます。動画は、UTAGEへ直接アップロードするほか、YouTubeやVimeoの動画を埋め込む形でも配信できます。

UTAGEに直接アップロードする場合、対応形式はMP4(推奨)をはじめAVI・MOV・WMV・WebMなど複数に対応し、1ファイルあたり最大50GBまでの動画を扱えます。ストレージは、メディア・動画・音声の合計で標準1TB(1000GB)まで用意されており、これを超える場合は100GBあたり月額150円(税込)の従量課金で容量を追加できます(2024年2月時点の公式記載)。つまり動画のアップロードに事実上の上限はあるものの、通常の講座運営で1TBを使い切るケースは多くありません。外部の動画ホスティングを別途契約しなくても、講座動画を会員サイト内で完結させられるのは実務上の大きな利点です。

③レッスンの公開タイミングを制御できる(視聴制限・段階公開)

会員サイトは、購入者・登録者だけがログインして閲覧する仕組みのため、コンテンツそのものに視聴制限(アクセス制御)がかかります。無料で一部を見せたい場合は、ログイン不要で閲覧できるレッスンを設定することも可能です。

さらにUTAGEでは、レッスンの自動公開制御ができます。「登録日から数日後に第2回を公開する」といった具合に、レッスンごとに公開タイミングを指定して段階的に開放する運用(いわゆるドリップ配信的な使い方)ができるということです。全部を一度に見せず、カリキュラムの進度に合わせて小出しにしたい講座と相性が良い機能です。

④バンドルコースでコースをまとめて開放できる

「UTAGE バンドルコースとは何か」は、会員サイトを理解するうえで避けて通れないポイントです。公式マニュアルでは、バンドルコースを「1つまたは複数のコースをグループ化したもの」であり、受講生にコースを開放する際に必要な機能と定義しています。

かみ砕くと、バンドルコースは「この人にはどのコースを見せるか」という開放(アクセス権付与)の単位です。たとえば「入門セット」というバンドルコースに複数のコースを束ねておけば、そのバンドルに登録された受講生には、束ねたコースがまとめて開放されます。単品販売でも、複数講座をまとめたパッケージ販売でも、この単位で権限をコントロールできるわけです。後述する決済との連動で、この「開放」を自動化できる点が実務では効いてきます。

なお、UTAGEの全体像や他機能との関係を先に押さえたい方は、UTAGEとは何かを解説した記事もあわせてご覧ください。

UTAGEで会員サイトを作る5つのステップ

実際に会員サイトを作る流れは、公式マニュアルで5つのステップに整理されています。前の階層(サイト→コース→レッスン)を上から順に作り、最後に見え方を確認する、という自然な順序です。

UTAGEで会員サイトを作る5ステップ:サイト作成、コース追加、レッスン登録、デザイン設定、テスト受講生で確認
サイト→コース→レッスンの階層を上から順に作る5ステップ(当社作成)
STEP
会員サイトを作成する

まずは会員サイトという「箱」を1つ作り、サイト名を入力して保存します。ここが受講生のログイン先の土台になります。

UTAGEの会員サイト管理画面。追加ボタンから会員サイトを作成する
会員サイト管理(当社実画面)。「追加」から新しい会員サイトを作成する
STEP
コースを追加する

サイトの中に、講座の単位となるコースを追加します。コース名・サムネイル画像・公開ステータスなどを設定します。

STEP
レッスンを追加してコンテンツを登録する

各コースにレッスンを追加し、動画・テキスト・PDFなどの教材を登録します。ここが講座の中身にあたる部分で、公開タイミングもレッスン単位で設定できます。

UTAGEのレッスン管理画面。章ごとにレッスンを整理して公開できる
レッスン管理画面(当社実画面)。章(レッスングループ)ごとにレッスンを整理しながらコンテンツを登録していく
STEP
ページデザインを設定する

ヘッダー・トップページ・フッターのデザインを整えます。テンプレートベースなので、コーディングなしで受講生から見える画面を作れます。

STEP
テスト受講生を登録して表示を確認する

公開前に、テスト用の受講生を登録して実際の見え方を確認します。ログイン後にコースやレッスンが意図どおり表示されるかをチェックしてから本番案内に進みます。

基本の流れはこの5ステップです。独自ドメインの割り当てや検索エンジンへの表示可否といった細かな設定も可能なので、ブランドに合わせた会員サイトに仕上げられます。UTAGE全体の操作の進め方はUTAGEの使い方をまとめた記事でも解説しています。

決済と組み合わせた講座販売の全体像

UTAGEの会員サイトが本領を発揮するのは、決済機能と連動させて「販売から開放までを自動化」したときです。会員サイト単体ではなく、集客・決済・配信とつながることで、講座ビジネスの一連の流れが人手をかけずに回ります。全体像を4段階で整理します。

  1. 販売:LP・決済で講座を販売する
  2. 自動開放:購入者にバンドルコースを自動登録する
  3. 案内:ログイン情報を自動で送信する
  4. 受講:段階公開で受講体験を設計する

順に見ていきましょう。

販売:LP・決済で講座を販売する

UTAGEでは、講座のセールスページ(LP)から決済までを同じツール内で用意できます。決済代行サービスと連携して課金を管理でき、単品販売のほかサブスク型の月額課金にも対応します。購入直前の追加提案(オーダーバンプ)や購入後のアップセルも組めるため、客単価を上げる設計もしやすいのが特徴です。決済まわりの詳細はUTAGEの決済機能を解説した記事で掘り下げています。

自動開放:購入者にバンドルコースを自動登録する

ここで前述のバンドルコースが効いてきます。決済完了をきっかけに、購入者を対象のバンドルコースへ自動登録するよう設定しておけば、支払いが済んだ瞬間に該当コースが開放されます。手作業で「この人に権限を付与する」という運用をしなくてよいため、深夜の購入でも即座に受講を始められます。

案内:ログイン情報を自動で送信する

会員サイトへのアクセスにはログイン情報が必要です。UTAGEでは、メール・LINEのステップ配信と組み合わせて、登録・購入のタイミングでログインURLやパスワードを自動送信できます。無料の会員サイトを案内する場合も、登録フォーム→バンドルコース自動登録→ログイン情報送信という流れを一度組んでおけば、以降は自動で運用が回ります。

受講:段階公開で受講体験を設計する

開放後は、レッスンの段階公開で受講体験を設計します。すべてを一度に渡すのではなく、進度に合わせてレッスンを開放すれば、脱落を防ぎながら学びのペースを作れます。販売から受講完了までを1つのツール内で設計できるのが、複数ツールを寄せ集める運用との決定的な違いです。

UTAGEの会員サイトでできないこと・他ツールが向くケース

ここからは、実際に運用している立場からの正直な話です。UTAGEの会員サイトは講座販売を一気通貫で回せる強力な機能ですが、万能ではありません。次のようなケースでは、別のツールのほうが向くこともあります。

UTAGEより他ツールが向きやすいケース
  • 会員サイト(LMS)の見た目や受講体験を細部までデザインしたい
  • 小テスト・修了証・受講進捗の細かな管理など、学習管理機能を重視したい
  • マーケティング機能は不要で、講座の販売・提供だけができれば十分

たとえばTeachableやteachable系のオンライン講座プラットフォームは、講座の提供・学習管理(LMS)に特化しているぶん、受講体験まわりの作り込みや教育コンテンツ管理に強みがあります。逆にUTAGEは、会員サイトを「集客から販売までの仕組みの一部」として位置づけているツールです。デザインの自由度はテンプレートの範囲に収まり、ゼロからコーディングする自由度はありません。

判断の軸はシンプルで、「会員サイト単体がほしいのか、集客・販売・会員サイトを1つにまとめたいのか」です。前者なら講座提供に特化した専用サービス、後者ならUTAGEが有力になります。私たちの実感でも、UTAGEが最も活きるのは「LPで集客し、決済し、そのまま会員サイトで提供する」という一連の流れを1つのツールで完結させたい事業者です。会員サイト機能だけを目的に導入すると、多機能さを持て余しがちなので注意してください。

UTAGEの会員サイトは追加料金なしで使えますか?

会員サイト機能は、UTAGEの月額19,700円(税抜)/21,670円(税込)の1プランに含まれており、機能ごとの追加料金はかかりません。ただし動画などの保存容量が標準の1TBを超えた場合のみ、100GBあたり月150円(税込)の従量課金が発生します。

コースグループとバンドルコースは何が違いますか?

コースグループは主にサイト上で複数コースを見やすくまとめる表示上の単位、バンドルコースは受講生にコースを開放(アクセス権を付与)するための単位です。決済や登録と連動させて権限を渡すときに使うのがバンドルコースだと理解すると整理しやすいです。

動画はYouTubeにアップしたものを使えますか?

使えます。UTAGEへ直接アップロードするほか、YouTubeやVimeoの動画を埋め込む形でもレッスンに配信できます。限定公開のYouTube動画を埋め込めば、UTAGEのストレージ容量を消費せずに講座を提供することも可能です。

無料の会員サイト(無料講座)も作れますか?

作れます。決済を挟まず、登録フォームからバンドルコースへ自動登録してログイン情報を送る流れを組めば、無料のリード獲得用コンテンツとして会員サイトを配布できます。無料講座で見込み客を集め、有料講座へ誘導する設計も可能です。

まとめ:UTAGEの会員サイトは「販売から提供まで」を1つで回せる

最後に、この記事の要点を整理します。

  • UTAGEの会員サイトは「サイト>コース>レッスン」の3階層で、動画・PDF・テキストを配信できる
  • 作り方はサイト作成→コース追加→レッスン登録→デザイン設定→テスト確認の5ステップ
  • バンドルコースが「開放(権限付与)」の単位。決済と連動させれば購入者への開放とログイン案内を自動化できる
  • 集客・販売・会員サイトを1つにまとめたい事業者に向く。会員サイト単体・LMSの作り込み重視なら専用ツールが合う場合も

UTAGEの会員サイトは、単なる「動画の置き場」ではなく、集客から販売・提供までを1つの流れとして設計できる点に価値があります。講座やコンテンツ販売を仕組みで回したい方には有力な選択肢です。向いていると感じたら、まずは14日間の無料トライアルで、実際にコースとレッスンを作ってみるのが判断の近道です。

「自社の講座をUTAGEでどう作ればいいか」「会員サイトの設計から相談したい」という方は、UTAGEを実運用している私たちにお気軽にご相談ください。UTAGEが合わないと分かった場合は、その旨も正直にお伝えします。

参考・出典(公式情報)

本記事の料金・機能・条件は下記の公式情報を基に執筆しています(仕様は変更される場合があります。最新は公式でご確認ください)。

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この記事を書いた人

合同会社マーケティングサポート 代表。士業・治療院・エネルギー小売など、中小企業のWeb集客を戦略から実装まで一気通貫で支援している。LP制作・Google/Meta広告の運用・SEO・コンテンツ制作に加え、GA4とBigQueryを使ったアクセス解析基盤の構築まで自ら手を動かすのが持ち味。「数字で判断できるマーケティング」を中小企業にも届けることを信条とする。

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