士業のMEOキーワードの決め方|20語の枠と、3か月ごとの見直し

士業のMEOキーワードの決め方|20語の枠と、3か月ごとの見直し

結論から書きます。追いかける語は20語くらいに絞ります。やみくもに増やすと、どれが効いているのか分からなくなります。内訳のルールを決めておくと、選ぶ作業が判断ではなく作業になります。

  • 20語の内訳のルール
  • 架空の事務所で組んでみた例
  • 語順と、見直しのタイミング

この記事の例はすべて架空の事務所です。実在の事務所の設定や数値は使っていません。20語という数も決まりではなく、私たちが運用していて扱いやすいと感じている目安です。

なぜ絞るのか

語を増やしても、増えた語が事務所の売上に関係しているとは限りません。

絞る理由は3つあります。

  • 毎月見る表が現実的な大きさに収まる
  • 順位計測ツールには、プランごとに登録語数の上限があるものもある
  • 動いたときに、何が効いたのかを追える

20語程度に絞るための枠

語数作り方
主力業務 × 拠点の市3〜4いま依頼の多い業務3つと、増やしたい業務1つ
主力業務 × 隣接の市4〜6主力のうち上位2つを、隣接する2〜3市と組み合わせる
士業名 × 拠点の市1〜2「那覇 司法書士」。紹介で名前を聞いた人の裏取りを拾う
需要が見えた語0〜5検索語句のレポートに出ている、上と重ならない語
事務所名1指名検索。他とは別の枠として置く

4つ目の枠が0でも構いません。既存の検索語句があれば初月から使い、データがなければ3か月後を目安に追加します。

検索語句はどこで見るか

ビジネスプロフィールのパフォーマンスに「検索」という指標があり、ビジネスの検索に使用された検索語句が出ます。ただし公式ヘルプによると、この指標は毎月月初に更新され、表示されるまでに5日ほどかかることがあります。日々見るものではありません。見方はパフォーマンスの見方にまとめました。

架空の事務所で組んでみる

那覇市に事務所を構える司法書士法人を想定します。相続登記が依頼の中心で、次に不動産の売買に伴う登記、会社設立が続く。これから債務整理を増やしたい。隣接するのは浦添市と豊見城市と南風原町。こういう事務所だとします。

主力 × 拠点那覇 相続登記/那覇 不動産 登記/那覇 会社設立/那覇 債務整理
主力 × 隣接浦添 相続登記/豊見城 相続登記/南風原 相続登記/浦添 不動産 登記/豊見城 不動産 登記
士業名 × 拠点那覇 司法書士
需要が見えた語(運用3か月後に検索語句から追加)
事務所名(事務所の正式名称)

ここまでで10語。需要が見えた語と事務所名を後から加えます。20語に満たなくても構いません。根拠のない語で埋めると、見直すときに捨てる判断ができなくなります。

語順と計測の注意

語順は、表の見やすさのため「那覇 相続登記」の形にそろえています。

もう1つ、計測そのものについての注意があります。ローカル検索の結果には距離が要素として含まれるため、見る場所によって順位が変わります。自分のスマートフォンで見た順位を、そのまま計測値として扱わないでください。

ツールを使う場合は、計測する地点を指定できるかを確認してください。市区町村単位までのものと、地図上の任意の一点を指定できるものがあります。この違いが結果に影響することがあります。詳しくはMEOの順位は人によって違うで扱っています。

3か月ごとに見直す

決めた20語は固定ではありません。3か月ごとに見直します。見るのは次の3点です。

  1. 検索語句に出てきた語で、枠に入っていないもの。実際に使われている語なので、優先して入れる候補になります
  2. 3か月続けて計測圏外で、検索語句にも出てこない語。業務上の重要性を確かめたうえで入れ替えの候補にします。上位で安定している語は残します
  3. 業務の変化。増やしたい業務が変わったなら、枠の中身も変えます

決めた上限に達したら、追加と同時に既存の語を見直します。枠を守ることで、毎月見続けられます。

20語でなければいけませんか

決まりではありません。私たちが運用していて扱いやすいと感じている目安です。なお順位計測ツールには、プランごとに登録語数の上限があるものもあります。契約するプランによっては、上限のほうが先に効きます。

検索ボリュームの多い語を選ぶべきですか

地域名と組み合わせた語は、検索数が小さく出ることがあります。数字の大小だけでは、依頼につながる語を選べません。まず依頼の多い業務と拠点の組み合わせから埋めてください。

最初から20語を埋めるべきですか

埋め切らなくて構いません。既存の検索語句があれば初月から使えます。データがない段階では、需要が見えた語の枠は空のままで構いません。

決めた語はプロフィールのどこに書きますか

事務所の名前には足さないでください。ガイドラインは、ビジネス名に不要な情報を含めることはできず、含めると停止される場合があると明記しています。書く場所はサービス欄とビジネスの説明、それに投稿です。

隣接の市はどこまで入れますか

実際に依頼を受けられる地域を選びます。なお、ガイドラインにある「拠点から車で2時間以内」という目安と、その例外は、訪問型などのプロフィール上のサービス提供地域の設定に関する規定です。計測する語の地域を制限するものではありません。

まとめ

  • 枠を先に決める。主力×拠点、主力×隣接、士業名×拠点、需要が見えた語、事務所名
  • 最初は埋め切らない。検索語句のデータが出てから足す
  • 語順はそろえる。表の見やすさのため
  • 自分のスマートフォンで見た順位を計測値にしない
  • 3か月ごとに見直す。上限に達したら、追加と同時に既存の語を見直す

語を決める前後にやることは士業のMEOにまとめています。

決めた語をどこに書くかは士業のカテゴリもあわせてご覧ください。設計から一緒に決めたい場合はGoogleマップ集客整備でお手伝いしています。

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