- LP制作の依頼前に準備すべき7項目がチェックリストでわかる
- 準備の質がLPの成果を決める理由と、各項目の作り方がわかる
- 全部準備できない場合の現実的な進め方もわかる
「LP制作を依頼したいが、何を用意して何を伝えればいいのかわからない」——実はこの準備こそが、LPの成果を最も左右する工程です。
どんなに腕の良い制作会社でも、あなたの会社の強みとお客様のことは、あなたほど知りません。発注者が渡す情報の質が、LPの成果の上限を決めます。逆に言えば、準備さえ良ければ、標準的な制作会社でも成果の出るLPは作れます。
この記事では、中小企業のLP制作を支援しているマーケティングの専門家として、依頼前に準備すべき7項目と、その作り方を解説します。
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依頼前に準備する7項目チェックリスト
- 目的とKPI:LPで何を何件獲得したいか(例:資料請求を月10件)
- ターゲット:誰に読ませるか、一文で言えるか
- 強み・ベネフィット:競合ではなく自社が選ばれる理由
- オファー:訪問者が今行動する理由(特典・保証・限定)
- 信頼素材:お客様の声・実績数字・写真・資格や受賞
- 参考LP2〜3本:良いと思う例と、その理由
- 予算と納期:上限額と、広告開始日などの締め切り
このうち1〜4が「成果を決める中身」、5〜7が「制作を円滑にする段取り」です。順に作り方を見ていきます。
成果を決める4項目の作り方
1. 目的とKPI:「なんとなく集客」を数字にする
「問い合わせを増やしたい」ではなく「広告経由で無料相談を月5件」まで具体化します。目的が数字になると、制作会社は逆算で構成を設計でき、公開後の成否判定も可能になります。
2. ターゲット:一文で言えるまで絞る
「30〜50代の経営者」は絞れていません。「マーケ担当がいない従業員10名以下の会社で、広告を自己流でやって挫折した社長」——ここまで絞ると、コピーの言葉が自動的に決まり始めます。実在のお客様1人を思い浮かべるのが近道です。
3. 強み・ベネフィット:顧客の言葉から拾う
自分で考えると「品質」「実績」「安心」のような一般語に落ちがちです。既存のお客様に「なぜ選んでくれたのか」を聞いた生の言葉が、最強の素材になります。整理の仕方は『ベネフィットとは』を参考にしてください。
4. オファー:行動の最後のひと押しを設計する
「無料相談」「返金保証」「期間限定特典」など、今行動する理由です。ここは制作会社が勝手に作れない領域(あなたの商売の意思決定だから)で、依頼前に決まっていると構成の質が一段上がります。設計方法は『オファーとは』で解説しています。
準備した情報の渡し方
- 1枚のシートにまとめる:7項目を箇条書きでA4 1〜2枚に。立派な資料は不要、抜け漏れのなさが価値です
- キックオフで「背景」を話す:文字にならない温度感(お客様がよく言う言葉・失注の理由)は口頭で。良い制作会社ほどここを聞きたがります
- 写真素材は先に確認:手持ち写真の解像度・撮り直しの要否は初期に確認。後から発覚すると納期が崩れます
正直な話:全部準備できなくても大丈夫
7項目を見て「うちには無理だ」と感じた方へ。構成・コピー工程を持つ制作会社(マーケティング型)なら、1〜4を一緒に作るところから始められます。その分の費用(5〜20万円程度)は上がりますが、準備なしで安く作って外すより、結果的に安くつくケースが多いのが実感です。
つまり選択肢は2つ。「自社で準備して制作費を抑える」か「準備ごと任せられる会社を選ぶ」か。会社のタイプ別の違いは『LP制作会社の選び方』、費用感は『LP制作費用の相場』を参考にしてください。
LP制作の依頼についてのよくある質問
- 原稿(文章)は自社で書くものですか?
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会社によります。「原稿支給」前提の会社と、コピーライティング込みの会社があるので、見積もり時に必ず確認してください。文章に自信がなければ、コピー込みの会社を選ぶ方が結果は安定します。
- 参考LPは、どう伝えるのが効果的ですか?
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URLと一緒に「どこが良いと思ったか」を一言添えてください。「配色が好き」「情報の順番がわかりやすい」——理由があると、制作側はあなたの好みと判断基準を掴めます。理由のないURL10本より、理由つき2本が有益です。
- 納期を早めるために発注側でできることはありますか?
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「素材を先に揃える」「確認・フィードバックを48時間以内に返す」の2つが最も効きます。制作期間の遅延の大半は、実は発注側の確認待ちで発生しています。
- 忙しくて準備の時間が取れません。丸投げできますか?
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実務は丸投げできますが、「強み・顧客理解・オファーの判断」だけは外注できません。月1〜2時間のヒアリングに応じる、が最低ラインです。丸投げの現実的な範囲は『Web集客の丸投げはあり?』で正直に解説しています。
まとめ
この記事の要点を整理します。
- LPの成果の上限は、発注者が渡す情報の質で決まる
- 準備7項目のうち「目的KPI・ターゲット・強み・オファー」の4つが中身、残りが段取り
- 全部準備できないなら、構成工程込みの会社と一緒に作る選択肢がある
「7項目を自社の場合で埋めてみたが、これで良いか自信がない」という方は、私たちマーケティングサポートの無料相談をご利用ください。発注前の準備シートの壁打ちにお使いいただけます。
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